中山真研究室|鈴鹿大学こども教育学部

日本社会心理学会第57回大会で発表を行いました

日本社会心理学会第57回大会が,2016年9月17日(土)・18日(日)に関西学院大学(西宮上ヶ原キャンパス)で行われました。

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中山は,看護師の職務ストレスや対人ストレスと成長感・幸福感の関連について,制御焦点理論(利得接近志向・損失回避志向)を用いて検討した成果を発表しました。

結果としては,まず,成長感は,人生満足感(快楽主義に基づく幸福感)とも正の関連が見られましたが,人格的成長や人生における目的(幸福主義に基づく幸福感)とより強く関連していました。

また,人生における目的を従属変数とし,対人ストレス(高低)・接近志向(高低)と調査時点を独立変数とする3要因分散分析を行ったところ,3要因交互作用が見られました。単純・単純主効果検定を行ったところ,対人ストレス高群で接近志向高群においてはTime 1よりもTime 2の人生の目的得点が高いといった結果が見られました。
対人ストレスそのものは「利得」ではありませんが,今回の調査対象者は,正看護師資格の取得を目指しながら,看護職に就いているため,幸福主義に基づく幸福感の志向が強いと考えられ,対人ストレスを多く経験するような状況を経ても,幸福感が高められる部分があるといえるのかもしれません。

中山 真 (2016). 対人援助職者のストレスと成長感・幸福感の関連 日本社会心理学会第57回大会発表論文集, 241.

発表論文集原稿 [PDF]
ポスター [PDF](ファイルサイズが3MBを超えています。ご注意ください。)

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