生活コミュニケーション学研究所年報「生活コミュニケーション学」第8号が2017年12月1日に、鈴鹿大学・鈴鹿大学短期大学部機関リポジトリ上で公開となり、中山の論文が下記の通り掲載されました。
中山 真 (2017). 子どものレジリエンスと心理教育プログラム――保育・教育現場での実践可能性に関する予備研究 生活コミュニケーション学, 8, 14-20.
要旨
本研究の目的は,ストレスへの耐性であるレジリエンスを高めるという観点で,子どものための心理教育プログラム「セカンドステップ」について概観すること,また,教育現場での実践可能性について,現場での実践研究の前に,調査データを基に予備的な検討を行うことであった。レジリエンスについては,発達過程における様々な経験によって後天的に高めることが可能な「獲得的レジリエンス」に着目した。今後の課題として,保育・教育現場での幼児を対象とする実践と効果検証の必要性について論じた。