中山真研究室|鈴鹿大学こども教育学部

日本心理臨床学会第33回秋季大会で発表を行いました

日本心理臨床学会第33回秋季大会が,2014年8月23日(土)〜26日(火)にパシフィコ横浜で行われました。

中山は,看護師の職務ストレスや対人ストレスと成長感の関連について,制御焦点理論(利得接近志向・損失回避志向)を用いて検討した成果を発表しました。

結果としては,まず,看護ストレスと成長感には,負の有意な相関が見られました。看護ストレスとして測定している内容は,看護職としてのスキルの欠如と関連が深いと考えられます。そのため,成長感とは負の相関になったのではないかと思われます。
また,損失回避志向が高い人は,ストレス経験頻度が多い場合に,損失回避志向が低い人は,ストレス経験頻度が低い場合に,それぞれ成長感が高いという結果が見られました。ストレッサーが生じても,関係を維持できれば,損失を回避したことになり,成長感が得られるのかもしれません。そして,利得接近志向はストレスの程度を問わず,成長感と関連していました。対人ストレスは「利得」ではありませんが,成長感を得るような肯定的な結果は,利得といえるのかもしれません。

中山 真 (2014). 制御焦点とストレス関連成長との関連―看護師の職務ストレス・対人 ストレスに着目して― 日本心理臨床学会第33回秋季大会発表論文集,340.

ajcp2014

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